神奈川の不用品回収とリサイクルまでの流れ
リサイクルリサイクルと騒がれているのが現代日本です。新しいものが次々に出てきて、古いものはゴミになってしまう現状がこの世の中があります。
しかし、今では昔のような不用品回収車の放送も聞くことが減ってしまったのではないでしょうか。
今回は、「リサイクルに出したいけれど出し方が分からない。」「不用品回収ってどこかに連絡したら取りに来てくれるのでしょうか?」という、お悩みにお答えします。
ペットボトルだけじゃない、リサイクル方法
神奈川県では200社以上の出張取引可能なリサイクルショップが存在し、プラスチック類や洋服だけでなく家電製品や自動車、建設物までリサイクルすることが出来ます。まず缶とビン、ペットボトルでは使い終わったものは軽く清掃してキャップとラベルは外し、各地域のゴミ分別の日に出しましょう。
次に家電で対象となるものは、エアコンや電気冷蔵庫・冷蔵庫、電気洗濯機、衣類乾燥機、液晶・プラズマ式テレビ、ブラウン管式テレビです。これらに郵便局やコンビニで購入できる、「家電リサイクル券」を貼って、県の定めた店舗へ出します。リサイクル方法にあたっては神奈川県のホームページでは、優良店一覧を公開しています。是非参考にしてください。
そして自動車の対象は普通車のみならず、キャンピングカーやバス、大型トラックも含まれます。これらも先程と同様にリサイクル券を利用することで回収に出すことが出来ます。また県のサイトでは、詳しい方法やおすすめの優良店が掲載されているので参考にしましょう。
不良品回収の流れを理解しよう!
神奈川県の不用品回収の流れをみていきましょう。大きく分けると、各自治体に回収してもらう方法と、不用品回収会社に回収してもらう方法があります。神奈川県には不正の不用品回収会社が数多く存在します。各自治体が公認している会社のチラシや、車には割り振られた番号が書いてあります。必ず、それが書いてあることを確認してから不用品回収に出してください。また、自治体のホームページには正規の業者の名前一覧等もあるので、有効活用しましょう。
次に各自治体の場合です。ここでは、横浜市を例にみていきます。横浜市では、粗大ゴミとして回収しています。方法は直接持ち込む場合と取りに来てもらう場合があります。取りに来て貰う場合も直接持ち込む場合もインターネット、もしくは電話から申し込みをします。
日時が決まったら、コンビニや郵便局へ行き、廃品回収シールを購入します。これは、必要事項を記入して、回収して欲しいものに貼っておきます。取りに来て貰う場合は受付から回収まで約2週間かかります。予定日になりましたら、廃品回収のシールを貼って各指定場所に出してください。次に直接持ち込む場合は、事前に決めた日程になったら市内4箇所にある回収場所へ持っていきます。各自治体に頼む場合は少しお金がかかりますが、確実安全に処理してくれます。
騙されないで!怪しい業者たちに
色々な目的があって業者や自治体に頼みますが、それらが悪質に使われ、詐欺グループの資金へとなってしまうのは避けなければなりません。最悪の場合、不法投棄や正しくない処理の仕方によっては火災へと発展してしまうこともあり、私達の生活に関わる大事故となる可能性があります。
では、どうやったら悪い業者を見分けることが出来るのでしょうか。主な特徴としては次のことが挙げれます。街中を大音量で話しながら宣伝していたり、チラシでの宣伝、また空き地での回収や、無料回収の場合は違法業者のことがあります。もちろん正規の業者がやっていることもありますが注意が必要です。
それだけではなく、無料だと言われてお願いしたら後から高額な請求が来ることもあります。本来ならば事前に支払いますので、このような場合はすぐに自治体の相談所へ連絡をしてください。本来不用品回収をする場合はお金がかかります。例えばエアコンやテレビ、洗濯機は3,000円前後、冷蔵庫は5,000円弱です。この数字を頭の中に入れながら考えるようにしましょう。
新しいものを買ったら古いものは廃品回収に出す、ということが増えているこの世の中。リサイクルも廃品回収も地球のためになることです。しかし、ペットボトルのラベルを外し忘れたり、違法業者に依頼してしまうと、良くない方向に進んでしまいます。正しい方法と適切な流れで自治体や業者に任せるようにしましょう。